LPガス容器保管庫
シリンダーストッカー
特長
換気口付
上部には、パンチング穴仕様の換気口が四方に配置され、庫内温度の上昇を抑制します。
下部換気口は床面積1㎡あたり300㎠以上。漏れたガスを戸外に逃がします。
雨だれのつきにくい設計
屋根の前部を地面に対し95度に折り曲げ。本体に雨だれの跡がつきにくい設計です。
鎖掛用の金具が付属
市販の鎖やベルトが使用できます。
横桟は容器の鎖2本掛けに対応
背面用と側面用が付属しています(付属数は商品ページでご確認ください)。
指づめ防止のクッションゴム付
巻き上げ時の指づめ防止クッションゴム付。
音減少にもなります。
組立簡単
上部部材は、落下防止の爪付。
シャッターはラッチ機能付き。
広い開口部
開口部が広く、容器の入れ替え作業が容易です。
その他
柱に丸みを持たせた柔らかなフォルム。外部にビスが少なくすっきりとしたデザイン。
本体主要部材は、高耐食メッキ鋼板採用。
庫外のビスは樹脂キャップ(ティーグレー色)付き。
サビに強いジオメット処理(クロムフリー)ビス採用。
使用鋼材はt=0.8㎜以上(屋根及び標準仕様シャッターを除く)。
カギの番号は同一。1つの鍵で管理可能。
設置可能地域
長期地耐力50kN/㎡以上。垂直積雪量 一般型 100㎝以下、多雪型 150㎝以下
基準風速Vo40m/s以下(GB-3406型、および連棟型はVo34m/s以下)。
地表面粗度区分Ⅲ。
施工上の注意
アンカーボルトは必ず付属のものを使用してください。
ライナープレートを必ず使用してください。
届け出に関する義務
①多数の人が出入り・居住する地域で、特定供給設備以外の供給設備(貯蔵設備の貯蔵能力が500㎏を超えるもの)の設置をした場合には「液化石油ガス設備工事届け」を施設などの所在地を管轄する都道府県知事に届け出ること。(液化石油ガス法 第38条の3)
※特定供給設備とは、貯蔵設備が容器である場合、貯蔵能力が3000㎏以上、貯槽の場合、貯蔵能力が1000㎏以上のもの。(経済産業省令 施工規則第21条)
②上記①の供給設備ではなくても、LPガスを300㎏以上貯蔵し、または取り扱う場合は、あらかじめ施設などの所在地を管轄する消防長、または消防署長に届け出ること。(消防法 第9条の3)
LPガス貯蔵設備の保安物件までの距離に関する規定
貯蔵能力 1,000㎏未満 |
・特に規定なし。 ※ただし、火気から2m以上離さなければならない。 |
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貯蔵能力 1,000㎏以上3,000㎏未満 |
・貯蔵設備の外面から、第一種保安物件に対し16.97m以上、第二種保安物件に対し11.31m以上の距離を有すること。ただし、障壁等を設けた場合はこの限りではない。(下記参照) ・火気を取り扱う施設から5m以上の距離を有すること。 |
・第一種保安物件:学校、病院、収容定員300人以上の劇場・映画館・演芸場・公会堂等、福祉施設・保護施設、重要文化財等の建築物、博物館、1日平均2万人以上乗降する駅・プラットフォーム、床面積1,000㎡以上の百貨店・マーケット・公衆浴場・ホテル等… など。
・第二種保安物件:第一種以外の住居用建築物。〔「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行規則」より〕
(注)LPガス容器保管庫は、障壁や障壁板としては認められません。また、地域ごとに行政より指導がありますので、関係機関に ご確認ください。